当店の気配り - 織元 こばやし 丹後ちりめん白生地オーダー専門店 正絹・シルクの生地製造
反物は私の作品

職人であるために日々歩み

仕事風景1

尊敬するイチロー選手の言葉の中に『野球は私の作品』という言葉があります。
周りからどうしても数字に目を向けられる傾向がある中、やってるほうとしては辛い事でもあるらしく...長い間楽しめない...との話。200本のヒットでもすべてその中身は違うと思っているし、同じものは当然ないわけであるから...。『作品』という意識を持ってもらえれば、野球の見方は随分変わるのではないか・・という言葉。
また彼は永遠に未完成な思いで野球に取り組んでいるのではないかと思われがちですが、常に1本のヒットに対する結果に満足しています。

 
仕事風景2

インタビューの中で、「未完成ではあるが、その都度満足はします。満足するポイントがないと途方に暮れてしまいますから、細かい満足は絶対に必要だと思います。」との話...。
イチロー選手の心はきっと野球少年のままなんだろうと思います。そして野球を心から愛し、野球に一途な非常にシンプルな人だと感じます。
以前イチロー選手にヤンキースへの移籍話があったらしいのですが、「一流ピッチャーと対戦できなくなるから」とマリナーズに残留した事があります。いつも名ピッチャーとの勝負を楽しみ、自分を磨き、高めていこうとする姿がそこにはあります。
目標や挑戦する記録、目指すべき地点があるからこそ迷わずに、たとえ苦しい事があっても日々の歩みを進められるのかもしれません。 昨日も今日も、明日も同じ仕事を繰り返しながら、しかし繰り返して同じ仕事をしない人・・それが職人である。そんなイチロー選手のように仕事に励んでいきたいと思います。
『反物は私の作品』です

 

絹の良さが活きるシーンを

天地人

ある老舗醤油屋さんに『天・地・人に感謝』という訓えがあります。
天に感謝は醤油の原料となる大豆などの天の恵みに感謝すること...。地に感謝は醤油造りに適した場所であることや消費地に近いという地の利に感謝すること...。
人に感謝は会社を支えてくださった先人とお客様をはじめ、全ての人への感謝...。

 
絹糸サンプル

天然繊維である蚕・繭が吐き出す絹糸は紀元前から世界で愛され続けてきました。ちりめんの原料となる繭...天の恵みに感謝...。また丹後はちりめんを生産するに非常に適した土地です。適度な湿度と良質な水が長きにわたる丹後ちりめんの歴史を支えてきてくれています。そして今日まで丹後へ織物を普及、地場産業へと発展させた先人やお客様に感謝し、日々仕事をさせていただきたいと思います。

丹後三百年にわたって伝統を受け継いできたものは変えてはいけないものであり、こだわりつつ、現代生活の中で絹の良さが生きるシーンを創造していく・・常に新しいものを生み出していかなければならないと思っています。

* 雑誌『致知』より引用文あり

 

職人としての気配り

糸繰り工程

製造工程において...

糸繰り、管巻きなどの糸のテンション調整。様々な組織の織物を織る為、打ち込み・送り出しの調整。
織機や機拵えがだんだんと古くなってくる為、製織中は常に通糸やカタン糸などが切れたりしないかというのを目配りしています。

検査工程

検査において...

生糸は天然繊維であるがゆえ、必ず糸の節や結び目がある為、1反に対して時間をかけ、何度か見直し、キズがある時は修正していきます。

小林商店 担当:小林孝裕
〒629-2311 京都府与謝郡与謝野町幾地842-2
TEL:0772-43-1181
FAX:0772-42-0241