古くなると黄変してしまう白生地 - 織元 こばやし 丹後ちりめん白生地オーダー専門店 正絹・シルクの生地製造

古くなると黄変してしまう白生地

白生地は古くなってくるとどうしても色やけや黄変してきます。


白生地が黄変する原因はいくつかあります。絹の主成分であるたんぱく質の変化によることもあれば、精練時の溶剤が関係することなど・・また保管環境によっても変色してきます。
比較的新しいものであればもう一度精練(再練り)をして白くできるのですが、そうとう古いものになると白くすることはできなくなります。


DSCF3296.JPG DSCF3301.JPG



上の写真で右側のものが黄変してしまった反物です。左側のものと比べると黄色くなってきています。(ただこの程度ならまだ白くすることは可能です)


取引先から「お客様の云十年前からタンスに眠っている白生地があるんですけど・・・再練りして白くなりますか?」・・といった問い合わせもたまにあります。
預かって再練りするのですが、かなり古いものになると生地自体が精練時の漂白剤に耐えられず弱ってしまうので黄変が修正できることは残念ながらほとんどできないのが現状です。


ただ染色が出来ないわけではないので、呉服屋さんや染屋さんに相談され、目立たない色や小紋のような柄に染められることがベターかと思います。


白生地も着物と同じような保管が必要ですが、なるべく早めに染められることをおすすめします。

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