機織りぶろぐ - 織元 こばやし 丹後ちりめん白生地オーダー専門店 正絹・シルクの生地製造

タテつなぎ機使い始めました・・・

前はタテつなぎも人手により、手つなぎをしていましたが、高齢化によりだんだんとお願いできる方が少なくなってきたので、タテつなぎ機を辞められた機屋さんから分けていただき、最近は機械を使ってタテ糸をつないでいます。

これが最初、慣れるまでかなり苦労しました。機械つなぎをしている方から教わって、試行錯誤の連続で・・・失敗も繰り返しながら・・・


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まずは畦(アゼ)取りといって、タテ糸の上、下と交互になるように畦を取り、ブラシでまっすぐなるように引き揃えていきます。
これを前のタテと新しく整経された糸と両方します。
このブラシかけが一番重要で、きれいになっていないと機械にかけた時、うまく糸を拾ってこなくなり、タテ糸を2本つなぎしてしまったり・・とか大変な事になってしまいます。


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機械のハンドルを回していくと畦取りされた糸を前と後ろの糸を1本ずつ拾ってきてつないでいきます。
この機械、相当古いものですが・・かなりのすぐれもの!!日本のモノづくりに改めて感心いたします!

こうしてまた新しい織物を織らせていただく事に感謝・・

『平成着物読本』に掲載いただきました!

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『平成着物読本』(君野倫子著:河出書房新社刊)に掲載いただきました!!


本のはじめに君野さんの素敵なお言葉がありました・・「私の人生は着物によって、人と出会い、仕事と出合い、心豊かな幸せをたくさんもらいました。着物なくして今の私はありませんし、今現在も着物からたくさんの幸せをもらっています。」

この本は着物生活をされてる君野さんならではのお話(着物好きならではの235話)がいっぱい詰まっています。どうぞご一読下さい。



掲載ページ~白生地からオリジナルを~

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この本からまた素敵な縁ある出会いがあれば嬉しく思います!

ありがとうございました。


 

『丹後ちりめん製造販売 織元こばやし』 看板設置しました!

『丹後ちりめん製造販売 織元こばやし』 の看板を設置しました!

これまで店舗を表示するようなものが無かったので、新たに来られるお客様にも場所(家)が分かるようにと店舗表示を作りました。
白生地見本等、見ていただけますのでお気軽にお越しくださいませ・・・


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万華鏡・・様々な紋様を一つの反物に!!

織元こばやしのオリジナル着尺、万華鏡!!

万華鏡、それは数々の模様が浮かび上がる幻想の世界・・・そんな万華鏡をイメージした反物!!
1反の中で同じ模様が無い。それがオリジナル着尺、万華鏡です。

通常、白生地の紋様は一つのパターンの柄が繰り返しになり、1反の織物になっておりますが、横段取りで全て違う柄を配置しました。


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柄の一部を載せてみました。1反の中にはおよそ100柄が織り込んであります。

 

純国産生糸が届きました!!

今年も群馬:碓氷製糸の国産生糸を使用した純国産絹製品の取り組みを行います。
先日、生糸が届き、これを撚糸するため撚糸屋さんへ送り、ちりめんを織るためのタテ糸とヨコ糸を作ります。


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撚糸された糸になり、反物を織るのが楽しみです!!

男物用白生地 1尺1寸幅

先日、あるお客様のご注文で男物用の白生地を織らせていただきました。

通常の幅(1尺:約38cm)では裄が短くなるため、幅が1尺1寸になるように織り上げました!
 

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小幅織機でのほぼ最大幅の織幅(通し幅)に筬入れをしてからの織り出しです・・・


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普通幅が下の反物になります。(左写真) 1寸は約3.8cmになります。  




 

駒リンズ 巻き見本!

タテ糸は通常、着尺の長さ(約13m)で整経されているのですが、たまに四丈物とかの注文が入った場合、タテ糸が中途半端に残ってしまいます。
先日、ある機のタテ糸が最後に7m程残ったので、駒リンズの見本反を作ることにしました。


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麻の葉、桐唐草、菊菱、吹雪、ローケツ柄などなど・・5寸程度ずつ紋紙を替えながら織っていき、およそ40柄の巻き見本反が出来上がりました!
柄数は他にもかなりあるのですが、7m分適当に織柄を抜粋しながらの見本づくりです。


この巻き見本が縁ある方へと渡り、喜んでいただける仕事が出来れば・・と思います。

ちりめん生地のスネ立ち(ヨコ糸のゆるみ)

以前、あるお方からお電話で問い合わせがあったのを思い出し、ブログに書きました。

『 白生地から染めてもらったのですが・・染め上がったら、生地の表面にリング状にぽこぽこと何ヶ所か糸が浮いてしまってる所があるのですが・・どうしたらよいのでしょうか? 』 といった内容のことでした。
これは私の所で買っていただいたものではありませんでしたが、「生地に詳しい人に聞きたかった。」との事で、丹工のホームページを見られて連絡をいただきました。

現物を見ていないので、何とも分からないのですが・・・
『 それはおそらくスネ立ちといって、白生地の段階で何らかの原因でヨコ糸がゆるんで渡ってしまって出来た可能性が大きいと思いますよ。 とりあえず一度購入されたお店に見せて相談してもらった方がいいのではないでしょうか・・。 』 と返事をさせていただきました。

※スネ立ちとはこちらの業界用語でヨコ糸がゆるんで織れていることを言います。(ちょうど足を折り曲げた状態のことを言うのだと思いますが・・)


織物(白生地)にも様々なトラブルが起こります。また染色等の工程においても様々なトラブルがおこる場合もあります。
生地のトラブルでもそれぞれ原因は様々あるのですが、精練をする前の生バタの段階で細かな所まで検査をする必要があります。


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写真は検反の時、スネ立ち(ヨコ糸がゆるんでいる所)している所を針で持ち上げ、はさみで切って処理をしている所です。これはちりめんの表側に切り跡が分からないように生地の裏側から行う方がよいです。

林帯芯工場様のご紹介!

先日、愛知県の林様よりお問い合わせフォームからメールをいただきました。

『 私は愛知県で織物工場を経営しています。帯芯を専門に織っています。動画で織機の音聞くと同じ世界を感じて嬉しいです。ホームページお送りします。時間がありましたら覗いてみてください。http://obishin.web.fc2.com/ 』 ・・という嬉しいご連絡をいただきました。


林様、住所を見ると実は以前、埼玉県のある呉服屋さんをご紹介いただいた事があった方で・・・
世間は本当に狭いものですね・・・


というわけで林帯芯工場さんのご紹介です!!

※画像は林帯芯工場様ホームページより掲載させていただきました。


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帯芯のことで何かありましたら林帯芯工場ホームページまでお問い合わせ下さい。


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着物のお手入れと保存法

私の所は呉服店ではありませんが着物のお手入れと保存法が取引先からの荷物の中のたとう紙に載っていましたのでちょっとご紹介しておきます。
これは白生地の保管でも当てはまることも多いので・・・


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1・お召しになった後は必ず衣桁にかけてしわをのばし、乾かした後で大きめに正しいたたみ方をしてしまって下さい。

2・しみや汚れは古くなると落ちにくくなり変色してまいりますので早めに適切な処理をいたしましょう。

3・防虫剤は着物に直接ふれないように、また二種類以上の防虫剤を同時に使用しますと変色等の原因になります。

4・定紋、金、銀、箔、刺繍の所に柔らかい和紙を当て保護しましょう。

5・たとう紙(文庫紙)または白木綿で包んでおしまい下さい。ビニール袋で保存すると通風が悪く、カビ、ちぢみ、変色等が起こり、よくありません。

6・虫干しをすること。よく乾燥した湿気のない日に風通しのよい場所を選んで陰干しを度々して下さい。保管する時は乾燥剤を入れることもよいことです。

7・昔の木造家屋より現代建築材の家屋の方が湿度が高いので保管には特に注意して下さい。知らないうちにしみになることが多いものです。 

 

小林商店 担当:小林孝裕
〒629-2311 京都府与謝郡与謝野町幾地842-2
TEL:0772-43-1181
FAX:0772-42-0241